産後不眠からの脱出

1カ月半続いた地獄の産後不眠から脱出した記録

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

8 A病院への通院(2回目)

初診の1週間後、A病院2回目の通院だった。症状が悪化し、抑うつ状態が酷くなってきたことから、抗うつ剤であるジェイゾロフトの服用を開始することになった。不眠が始まって3週間が経過していた。 2回目の通院の週末、長女の保育園の運動会があった。見に行…

7 症状の悪化

2つの病院を受診したのに、ますます眠れなくなっていくことで更に不安が募り、日中の不安感や抑うつ状態が酷くなっていった。不安に耐え切れず、A病院で処方されたソラナックスを日中服用するようになった。飲むと少し楽になる気がした。しかし、ベンゾジア…

6 母乳からミルクへの切り替え

セロクエルを飲んだ場合、母乳はあげないようA病院の医師から指示があった。マイスリーなどについては産婦人科で母乳を続けて良いといわれていたが、次女が眠りがちになるように感じたし、薬の服用は長引くことが想定されたため、これ以上の次女への薬の影響…

5 睡眠専門の心療内科(A病院)への受診

予約不要のB病院を受診した3日後、キャンセル待ちで予約していたA病院の空きが奇跡的に出た。台風で電車が止まり、来られなくなった初診の患者さんがいらしたのだ。これは奇跡だった。通常、この病院の初診は何ヶ月も先になると聞いていた。それがこんなに早…

4 予約不要の精神科(B病院)への受診

初めは抵抗がありしばらくためらっていたが、このままでは治らないと思い、精神科又は心療内科への受診を決意した。ところがどこの病院も予約できるのは2~3週間後だった。とりあえず、睡眠専門の心療内科(A病院)をキャンセル待ちで予約したが、いつ空き…

3 母の到着

母が我が家に来てくれて、安心して声をあげて泣いた。私は関東在住、母は中部地方在住だった。母は、認知症の祖母の世話を父に任せ、しばらく我が家に滞在してくれることになったのだ。父母の助けがなければ私は死んでいたかもしれない。心から感謝している…

2 産婦人科病院の受診とマイスリーの処方

さすがにマズいと思い、産婦人科を受診した。そこで、マイスリー10ミリが1ヶ月分処方された。医師からは授乳も問題ないと説明を受ける。「これで眠れる。」と思ったが、ここからが地獄の始まりだった。薬をもらってその晩、早速服用した。6時間眠れた。しか…

1 地獄の産後不眠の始まり

~このブログの目的~ 世の中の不眠で困っている方々に、少しでも役に立つ情報を発信したいと思った。 ~前提として~ 私は不眠がとても怖かった。眠らないと血圧が上がると思っていた。1人目のときも2人目のときも、出産後の入院中ほぼ一睡もできず、血圧が…