産後不眠からの脱出

1カ月半続いた地獄の産後不眠から脱出した記録

4 予約不要の精神科(B病院)への受診

初めは抵抗がありしばらくためらっていたが、このままでは治らないと思い、精神科又は心療内科への受診を決意した。ところがどこの病院も予約できるのは2~3週間後だった。とりあえず、睡眠専門の心療内科(A病院)をキャンセル待ちで予約したが、いつ空きがでるのか分からなかった。そこで、ひとまず予約不要で行ける精神科(B病院)に行くことにした。1日も待てないような状態だったのだ。このような状態で運転ができるわけもなく、夫に病院へ連れて行ってもらった。そこの病院は古く、カルテなども手書きで、患者のフルネームのカルテファイルなどが並んでおり、えーっ?いつの時代の病院?という感じだった。患者がたくさん待合室にいて、様子がおかしな人もいて、私もこんな風になってしまうのか…と落ち込んだ。ここでの診断は「産後うつでしょう」だった。「産後よくあることで、すぐ治る」と言われたが、安心できなかった。依存性のない薬をお願いしたが、よりによって依存性の高い薬ばかり(デパスソラナックスマイスリー)が処方された。母乳も続けてよいとのことだった。今思えば、この病院はハズレだった。薬の依存が気になって仕方がない私には、処方が全く合わなかったのだ。この日の夜からは、夜にデパス0.5ミリとマイスリー10ミリを服用した。